大自然と動物に囲まれニュージーランドでファームステイ【体験談】
ニュージーランドの牧場で働いてみたい人
「大自然の中でのんびり生活してみたい、酪農の体験がしてみたいけど、どんなことができるんだろ。」
というあなたに答えます。
どうも!ニュージーランドの牧場で働くまで帰りたくなかったつるちゃんです。
「ファームステイしながら、牧場で働いてみたい。」という夢が叶いました。たくさん貴重な体験ができたので、1日の流れを写真と一緒に紹介します。
ファームステイとは
『ファームステイ=農家の家で生活する(地方)』という意味です。
『ホームステイ=ホストファミリーの家で生活する(都市部)』と似ていますが、ファームステイの場合はホームステイとは環境が違います。
都市部の生活とは違い、大自然の中で生活しながら、動物たちと触れ合うなど、ファームの体験が一緒にできます。
さらに、語学や農業の勉強、自然の中でリフレッシュする目的で行く人もたくさんいます。
ファームステイに必要なビザ
ニュージーランドでファームステイする場合、
- 3ヶ月以内であれば、観光ビザ
- 3ヶ月以上であれば、ワーキングホリデービザ
で滞在することができます。
ファームステイの2つのスタイル
ファームステイには大きく分けて2つのスタイルがあります。
- エクスチェンジ型
- ホリデー型
①エクスチェンジ型
1日4~6時間お仕事をお手伝いする代わりに、ファーム経営の家で宿泊・食事を無料で提供してもらうボランティア制度です。
②ホリデー型
ゲストとして有料で、のどかな環境にのんびり滞在し、希望があればファームの体験もできることです。
いずれにしても、海外で牧場や、農園で作業をする体験をすることができます。
ファームステイの条件【体験談】
1番大事なのは、『本気でファームの体験がしたい。本気で英語の勉強がしたい。』気持ちです。
実際にオーナーから、
「たくさんの応募がある中で、短期の君たちを受け入れたのは、本気でやりたい気持ちが伝わったからだよ。」と言われました。
農業の経験者でなくても、英語がつたなくても、受け入れてくれる場所は多いです。『そこで本気でやりたい。』という気持ちを伝えましょう。
大自然と動物に囲まれニュージーランドでファームステイ
私たちは、エクスチェンジで、大自然と動物に囲まれニュージーランドでファームステイしてきました。
【私たちのファームステイの内容】
- いつ:2019年1月(ニュージーランドの真夏)
- どこで:Roxburgh(南島Otago地方の人口約600人の小さな町)
- だれと:50歳代のKiwi夫婦
- 何する:動物のお世話
- 家畜:羊・牛・豚・鶏
- ペット:犬・猫・馬・アヒル・ロバ
ここは個人の小さな牧場。それでも羊500頭・牛300頭・鶏50羽・馬50頭・犬10匹…たくさんいました。
どんな1日を過ごしていたのか、まとめました。
1日の流れ
【お手伝い】
- 鶏の卵を回収する
- 牛の搾乳
- 仔牛と豚にミルクをあげる
- 羊・カピバラの毛を袋詰め
- 芝生の手入れ
【自由時間】
- 動物に餌あげる
- 馬のブラッシング
- 牧場の散策
写真を添えて解説
【お手伝いの時間】
1日のスタートは鶏の卵を回収。
鶏たちは、小屋から出ててもはや自由。ストレスフリーでいいですね。
牛たちも朝だけ牧羊犬に連れてこられる。それ以外は野原でのびのびしていました。
乳搾り体験させてもらいました。搾乳機を上手にはめるのも意外と難しい。
搾りたてのミルクを仔牛のもとへ運びます。秒でなくなる。
豚にも毎日ミルクをおすそ分けします。
黄色のカゴに入っているのは、羊の毛を洗って乾燥させたもの。これを機械に入れてゴミを取り除きながら、さらに綺麗にしていく。
機械から出てきた羊の毛は、見違えるほどきれいに。これを袋に詰めて出荷します。
芝刈りはこの乗り物で、運転するだけであとは勝手に機械がカットしてくれます。
【自由時間】
ほとんど午前中に終わるので、ランチを取ったら自由時間!
私たちは動物大好きなので、常に動物とたわむれていました。
ポニーのブラッシング。
動物たちに餌をあげたり、
「乗馬もしていいよ〜」って言ってくれました。
「ここら辺最近シカが出るよ。」ってオーナーが言っていたので、散策しました。見つけれなかったけど、大自然を目の前に、お菓子食べてゴロゴロ。最高でした。
どうやって探した?
私はワーキングホリデービザでニュージーランドに滞在中だったので、求人サイトから見つけて応募していきました。
留学や、観光ビザでいく人は「ファームステイプログラム」も日本語サイトで準備されています。
おすすめ求人サイト
「費用を抑えたいからエクスチェンジがいい」という人には、このサイトがおすすめ。
仕事は全て、このニュージーランドの求人サイトからここから得ることができました。
有給の仕事はほとんど経験者の募集です。
数は少ないですが、この求人の中で、これがのっているとエクスチェンジでファームステイできます。
- Payment:Accommodation&Food
(支払:宿泊施設・食事) - Experience:No Exprience Necessary
(経験:不要)
ファームステイの魅力【体験談】
私が体験して感じた魅力をまとめました。
- 大自然の中でのんびりリフレッシュできる
- 動物たちからエネルギーもらえる
- 英語の上達になる
- ホストファミリーの暖かさに触れれる
体験して気づいたこと
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ファームステイをして「動物」・「食事」・「人」に対する、感謝の気持ちが増しました。
ここで動物を「育てる〜食す」までを体験できたからです。
農家さんが動物たちに愛情を注いでいるのを見て、手伝って、一緒に
朝ここで育った鶏の卵を食べたり、
カフェタイム朝とった牛乳飲んだり、
夜ここで育った牛のステーキ食べたり。
という経験をしました。
さらに、オーナーは、私のつたない英語でも、真剣に向き合うし、「いつでも戻っておいでね。」とまで言ってくれました。
なので今も「動物」・「食事」・「人」に対する、感謝の気持ちを常に持つことができています。
よりファミリーと仲良くなるには【体験談】
自分はゲストだと思っていくのは、少し違います。
ニュージーランドのファームステイは、「自分家だと思って生活して。」というスタンスがあります。
例えば、「ここ、人のお家だから。」と思って、食事を待っていたり、やりたいことを黙っていたりしていても希望通りにはいきません。
ホストが食事の準備をしていたら、「私も一緒に手伝うよ。」と伝える。
お腹空いてるけど食事が出てこないなら「今日は私がご飯作ってもいい?」など聞く。
こんな感じで、進んで会話をしてみてください。
さらにあなたが、チャレンジしたいことがあるなら、素直に聞いてください。
実際に私も「乳搾りしたい!」「○○のやり方が知りたい!」などよく言っていました。邪魔にならない程度なら、快く何でもさせてくれました。
なので、自分はゲストだと思わずに、どんどん進んで手伝ったり、興味を持っていることを伝えると距離が縮まります。
まとめ
ファームステイでは、自然いっぱいのファームを営む家族の中に入ります。そこで農業の体験や英語を伸ばすこと、気持ちをリフレッシュすることもできます。
動物が好きだったり、酪農、果物や野菜農園など興味がある人は、ニュージーランドのファームステイをおすすめします!
あなたのファームステイが、貴重な体験と経験の時間になりますように。
ありがとうございました!
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