オークランドでファームジョブ【ストロベリーパッキング編】
ニュージーランドでおすすめのファームジョブのひとつ。未経験でなんの問題もなし!ストロベリーファームについて2つ目の記事です。なんといってもオークランドで働けるのも魅力的ですよね。
どうも!イチゴをかごに入れるより、口に入れるほうが多いつるちゃんです。
おすすめのファームジョブの1つ、ストロベリーファーム。色々任せてもらったおかげで、全部のポジションで働いています。前回のピッキングに引き続き、今度はパッキングのお仕事について書きますね。
ストロベリーのパッキングシーズン
前回ピッキングの仕事について紹介しました。すこ~しだけ異なるので、ぜひ読んでみてくださいね!
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オークランドのストロベリーシーズンは10月から1月ですが、パッキングの忙しいシーズンは11月ごろから始まります。10月はイチゴがそんなに多くないので、つるちゃんが働いた小さい会社では、ピッキングしてからそのままパッキングもするような感じでした。
きっと大きい会社ではもう少し早く始まるのかもしれませんが、数件大きい会社に登録していたところから返事が来たのも、10月末ごろからでした。(イチゴがまだ収穫できない9月くらいから収穫準備をする求人はあがっていましたよ。)
ちなみに、大きい会社のだと働くスタッフも多いので、会社に登録に行ってもすぐに返事は来ず、順番待ちになります。2~3週間ほど経ってから「明日からこれる~?」みたいな感じで電話がきます。
だいたいつるちゃんは待てないので、さっさとすぐに雇ってくれる場所に移動しちゃうんですがね・・・
パッキングの仕事内容
まずパックハウスにあるこの機械周辺を紹介しますね。これすごく小さいほうです。大きな会社に行くとこれの数倍の機械と人がいますよ。
この上の写真に写っている緑色のテーブルが、イチゴが流れてくるコンベアです。
手前に立っているつるちゃんの左手がスイッチ。この場所に立っているスタッフがイチゴをボックスから出して手動でテーブルに置くと、緑のテーブルが置くに向かってどんどん進んでいきます。
テーブルの上には計量器とその横に穴が開いていて、そこから廃棄のイチゴを下の白いバケツへ入れることができます。
4mほどの緑のベルトを流れたイチゴは機械でステッカーを貼って、それをスタッフが箱に詰めていきます。
正直これじゃあイメージわかないと思うので人が立つと
実際のパッキング中はこんな感じです↓↓
今度はさっきと反対側に立ってみました。
コンベアの片側に最大5人スタンバイして、流れてくるイチゴをどんどんケースに入れてベルトの脇に置いていきます。
作業はすんごくシンプルです。こんな感じで担当が決まっています。
- まだ熟していないイチゴは輸出用に詰める
- すでに熟したイチゴは地元用に詰める
- 形が悪かったり、痛んでいる物を仕分ける
5~12人でこの仕事をこなしていきます。基本的にパッキングするのは女の子たちで、男の子は大きい箱にイチゴを詰めて冷蔵庫に運ぶ仕事をします。
簡単でしょ?仕事中は低音が効いた音楽かけてみんな仲良くやっていますよ。
さらに、ここの会社では隣の部屋でもうひとグループのパッキングメンバーが違う仕事をしています。↓↓↓
前回紹介したピッキングのお仕事で、【ヘタ付き】のイチゴを収穫していました。
これが大きくて質のいいイチゴたちをパッキングする場所なんです。海外に輸出する高価なイチゴなので一つ一つ丁寧に箱詰めしていきます。
箱のサイズも大きく、その中に9個・12個・16個のイチゴをサイズごとにキレイにパッキングするお仕事です。重量もしっかりきめられているので、1箱530~650gくらい入っています。
これは日本では目にする事無いような大きなサイズですよ。大きいものだと野球ボールくらいのイチゴだってごろごろあります。
この写真のスタッフはたまたま立っていますが、イスがあるので座って仕事していいんですよ!!
最終的に4つのケースを箱詰めしていきます。この写真は12個入りのイチゴです。
ヘタ付きの理由は、チョコレートディップをするため。なんて贅沢!!!本当に見飽きないくらいキレイなんですよ。
そのほとんどがアジアに送られるんですが、シンガポールではこれ1ついくらで売られていると思います!?
日本円だと約2100円ですよ!?
てことは9個入りのイチゴだったらイチゴ1つぶ233円・・・
こんなアホなつるちゃんでもボスに「お前はスーパーバイザーな」っていわれ箱詰め前の最終チェックをしています。
このイチゴも赤く熟したのは地元用、まだ熟していないイチゴは海外用と分けて箱詰めしていきます。
箱に詰めたらすぐに冷蔵庫へ。ピークのときはこれが500箱ほどありました。
このイチゴたちは、その日に飛行機に乗って夜の便で飛んでいきます。
最後に掃除して明日の準備をしたら一日の任務完了!
イチゴと戦った後の達成感・・・
ストロベリーパッキングの勤務時間
これは休憩室です。冷蔵庫もあるし、電子レンジもあるし、コーヒーもフリーだし、いい環境ですよ。他のファームで働いたときは休憩室なんて無かったです。空の下で休憩が当たり前でした。
パッキングの勤務時間ですが、ピッキングの時間とは異なります。
希望が無い限り短期のシーズンなので週6~7日勤務です。
基本的には、
11月下旬までは8:30~14:30
11月中旬からは7:00~14:30
正直その日のイチゴの収穫量によって終わる時間は毎日ちがいます。早いときはランチ無しで13時に終わったり、忙しくて1番遅い日だと17時までの日もありました。パッキングが終わり次第という感じです。
ピッキングの人と違うのは、15分の休憩と30分のランチがあります。
ストロベリーパッキングのいいところ
でかいでしょ?100g越えのイチゴなんて日本で食べること無いですよね。
ストロベリーパッキングのいいところは
- 雨にうたれながらの仕事ではない
- 余ったイチゴを無料でもらえる
- みんなで音楽聴きながら仕事ができる
- 力仕事ない・服が汚れない
- コンベアじゃなければ座って仕事できる
女の子向けの仕事ですね。おしゃべりしながらみんなで気楽にやっています。パッキングのメンバーはマレーシア、韓国、香港、シンガポールの女の子たちで完全に英語環境でしたよ。
仕事を始める前にこれを準備しよう
働いてわかった、パッキングをするときに必要なもの!
ピッキングとは違ってたくさんは無いですが一応紹介しておきますね。
- ゴム手袋:絶対ではないですが、手がガサガサになるから必要
- 上着:動き回らないので、寒いときがあります
- 靴:特に汚れないので履きなれた靴で大丈夫です
働くときはランチと、休憩用のスナック、飲み物があれば大丈夫です。
知ってるといい!ココでよく使う英単語
1番左の人はボスの奥さんのお母さん。70代ですがバリバリ仕事しますよ。会話をしていて仕事中ここでよく使う単語があるのでたくさんありますが、少しだけ書き留めておきますね。
- Smoko:(スモーコ)よく使います。15分休憩、一服するよ
- Export:(エクスポート)輸出 パッキングのとき見分ける際によく使います
- Local:(ローカル)地元 パッキングのとき見分ける際によく使います
- Throw out:(スロウアウト)それはもう捨ててってときに使う
- Don't miss:(ドントミス)イチゴを見逃してるとき言われる
- Gumboots:(ガンブーツ)長靴のことでニュージーランドの言い方です
まとめ
ストロベリーファームの会社はいくつかありますが、規模も大・中・小と会社によってさまざまです。大・中の会社ものぞいてみましたが、もちろんパックハウスも、イチゴの農園も働いているスタッフもすごく多いです。
今回紹介したのは小さい会社ですが、大きい会社では登録に行ってからの、保留の時間も長いうえに、ボスと直接やり取りはしなかったので、直接ボスともいつでも話せて距離が近く、とんとんと話が進むこの小さい会社がつるちゃんはそこが好きでした。
男の子のポジションもあるので、室内で働きたい人はぜひその会社で希望してみてくださいね!
あなたのファームジョブが安全で楽しい時間になりますように!
ありがとうございました。
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