【ニュージーランド】キウイファームで働いた2人の給料公開します
天候に左右される仕事だけど、ニュージーランドのキウイファームで働こうか迷っている人
- キウイの収入だけで生活できるのかな。
- いくらくらい収入があるんだろう。
- 貯金もできるのかな。
- 実際に働いた人の給料知りたい。
こんな疑問に答えます。
どうも。ニュージーランドでワーホリ生活の約半分を、のんび〜り楽しみながらキウイファームで働いていたつるちゃんです!
キウイファームで働いた2人の給料公開します
ワーホリに行って、ファームジョブしたいけど、
「天候によって毎週5~6日フルタイムで働けないから、そこの給料だけでやっていけるのか不安だな。」
結論、生活していけます。
すごく給料がいい訳ではないですが、ニュージーランドの生活にかかる費用より下回ることはなかったからです。(ワーホリ生活に必要な費用は最低1人NZ$1,300〜 ※詳しくは記事にします。)
あなたの生活スタイルによっては、旅費貯金もできます。
「でも仕事がない日が続くと不安。」と思う人もいますが、貯金もできた私たちがやったのはこの2つだけ。
- 『仕事がある時は全て出勤する。』
- 『ない日はラッキー。ニュージーランドの貴重な時間を全力で楽しむ。』
という単純な考えで生活していけました。
とはいえ金額も気になると思うので、書き出しました。
キウイファーム5ヶ月間の手取り合計
【5ヶ月間の手取り合計】
- つるちゃん→NZ$12,149(※約838,300円)
- パイちゃん→NZ$12,296(※約848,400円)
上記はキウイフルーツファームA(14週間)とファームB(7週間)で働いた1人ずつの手取りのトータルです。
ファームによって時給も、週によっての収入もそれぞれ違いがあったので、詳しくみていきます。
時給制と歩合制について
私たちは時給制と歩合制のキウイファームで働きました。
【参考】ニュージーランドの最低時給
- 2018年4月:NZ$16.5(約1,140円)
- 2019年4月:NZ$17.7(約1,220円)
【実際の私たちの時給】
- 【時給】ファームA(期間 2018年5~8月)
:NZ$17.5(約1,210円) - 【歩合】ファームB(期間 2019年3~4月)
:つるちゃん NZ$18.5~19.5(約1,350円)
パイちゃんNZ$19.5~20.5(約1,400円)
『人気のピッキングシーズンの場合』
- 時給・・・最低時給〜+1ドルの求人が多かったです。
- 歩合・・・必ず最低時給は貰えます。さらに働き手の収穫量に合わせて給料アップ。よく聞くのは、4〜5人1グループで収穫量が規定よりも多い場合、時給にプラスでもらえる。
(私たちの場合はボスが「こいつよく仕事してる。」と個人の時給を上げてくれました。グループで働く出来高は、メンバーによって良し悪しが決まります。)
時給と歩合はどっちがいい?
頑張り次第では、歩合の方が給料は高いです。
「自分次第で給料が上がるんだ。」と言い聞かせて、初めのうちは黙々と頑張れます。
実際に働いてみましたが、最低時給よりも+$2~3でした。100時間働いたら$300(約20,700円)プラスなので歩合の方が給料は少し高いです。
ただですね、控えめに言って、「毎日キウイピッキングはしんどい」です。
最低時給より少し高いのであれば、私なら時給制選びます。
【こんな人には歩合制の方が稼げます】
- 1日中20kgオーバーのバック背負っていても平気な、体力に自信がある人。
- 「誰よりもキウイ取って稼ぐぞー!」って毎日モチベーションできる人。
【余談】同じ最低賃金なら室内でできるパッキング作業の方が楽。私は工場で黙ってロボット作業よりも、空の下で喋りながらキウイ取ってる方が向いていたので外作業を選びました。
働いた日数と『週・月』の収入平均
嬉しいことに、ニュージーランドの給料日は週に1回。ファームジョブは毎週の給料が毎回変動します。
毎日仕事がある訳ではなく、天候や収穫できる量、働く人数でその日働けるか決まるからです。(個人の仕事に対するモチベーションによっても変わります。)
私たちの仕事へ対するモチベーションはこんな感じ。
- ファームA:
ニュージーランド生活前半 仕事>遊び - ファームB:
ニュージーランド生活後半 仕事<遊び
旅費貯めようと頑張ってた①ファームAの給料で、『週・月』のバラツキを詳しくみていきます。(②ファームBは後ほどさくっと触れます。)
「仕事<遊び」だったファームAの給料
ファームA | ||||
---|---|---|---|---|
週 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 |
1 | $- | $376 | $594 | $719 |
2 | $- | $428 | $726 | $711 |
3 | ($108) | $682 | $756 | $659 |
4 | $689 | $670 | $682 | $415 |
月合計 | $797 | $2,156 | $2,758 | $2,504 |
週平均 | $399 | $539 | $690 | $626 |
- ※上記は手取りの金額でHolidayPay8%含み。所得税抜き。
- 「週」最低$376(約25,940円)・・・雨が続いて1番少なかった週
- 「週」最高$756(約52,160円)・・・毎日約8時間を週6で働いてみた週
- 「月」最低$2,156(約148,760円)・・・前半雨が多く休み多かった月
- 「月」最高$2,758(約190,300円)・・・雨でもできる仕事をもらった月
(※出勤初日1日分($108)と5月の収入は省略。)
なぜ7月が1番給料が良かったのか?
7月だけ週$600を下回る日はありませんでした。
雨の日でもできる仕事があって、毎週5日6〜8時間自由に仕事ができたからです。
ピッキングの場合は、雨が降ったり、フルーツが濡れている、サイズがまだ規定よりも小さいなどの理由から働けない日があります。天候によっては週に2回しか出勤しなかったなんてことも。
それに対して収穫後(6月上旬)からは、いくつかの仕事があるので、仕事次第では雨が降ったら自由出勤、自由解散でした。
自分が頑張りたかったら、仕事をくれたので7月が1番給料がよかったです。
「仕事<遊び」だったファームBの給料
ファームAとは逆に、仕事はほどほどにして、ニュージーランド最後まで満喫した期間は、生活費のみでした。
先ほど『仕事のモチベーション次第でも収入変わる』と言いました。ニュージーランド生活後半の私たちのまさに『仕事<遊び』だった時期の収入もさくっと書き出します。
【ファームB 7週間の手取り合計】
つるちゃん:NZ$3,934(約271,450円)
パイちゃん:NZ$4,081(約281,590円)
※上記は手取りの金額でHolidayPay8%含み。所得税抜き。
「仕事より休みが欲しかった」私たちの勤務日数の平均は、週に3〜4回。勤務時間は1日7時間前後。
のんびり仕事すれば、稼げるのはもちろん生活費のみということですね。
【余談】NZ最低時給が上がり続けている
朗報なので少し触れておきます。
20年以上、毎年ニュージーランドの最低時給は右肩上がりです。
2015年4月:NZ$14.75 +0.50(約1,020円)
2016年4月:NZ$15.25 +0.50(約1,050円)
2017年4月:NZ$15.75 +0.50(約1,090円)
2018年4月:NZ$16.50 +0.75(約1,140円)
2019年4月:NZ$17.70 +1.20(約1,220円)
さらには、2021年4月までに最低賃金をNZ$20.20(約1,390円)まで引き上げる政策が発表されていますよ!
ちなみに日本の最低賃金(都道府県によって違う)
- 1番高い東京都=1,030円
- 1番低い沖縄県=790円
- 都道府県平均=901円
日本よりも時給がいいですね。ワーホリ行く人にとっては時給が上がるのはすごく楽しみです。
まとめ
キウイファームで働こうか考えているあなたに、リアルな収入の金額を出しました。
あなたが普通に働いていれば、ニュージーランドで生活はできます。最低賃金でも頑張って働いて、どこか節約すれば貯金もできます。それは日本と変わらないです。
でも、日本で働くと決定的に違うのは英語環境です。その仕事が未経験でも、英語が苦手でも海外で仕事が出来ます。いろんな国の友達ができます。
あなたの素敵な環境が待っていますように。
ありがとうございました。
この記事がよかったら『LIKE』お願いします!!もっと頑張っていい記事書きます٩( 'ω' )و