人を笑顔にするニュージーランドのいたずら好きな鳥【Keaに会える場所】
「ニュージーランドならではの、野生の動物に会いたい。」というあなたに、ぜひ会って欲しい『いたずらオウム』がいます。
どうも!ニュージーランドで鳥に魅了されたつるちゃんです。
飛ぶ必要のなくなった鳥Kiwiが有名ですが、自然いっぱいなニュージーランドは、動物たちの楽園です。ここではぜひ会って欲しい『Kea』と、会える場所を紹介します。
Kea(ケア/キア)はどんな鳥?
ケアは、ニュージーランドの世界で唯一の高山に生息するオウムです。『鳥の中で最も頭がいい鳥』と言われています。
ニュージーランドには、168種の鳥がいます。2017年には『Bird of the Year』に選ばれるほど、地元でも大人気です。
ニュージーランド南島固有種で絶滅危惧種のケアですが、昔は数万羽いました。人間やその他の天敵動物により減少して、現在では3,000〜7,000羽。
ケアはどんな見た目?
形態は、全長46cm、重さ700〜1,000g。オリーブグリーンの羽の色ですが、翼の内側は色が違います。
羽ばたく時にだけ見える、内側の羽の色は深みがかったオレンジ色・黄色・青とカラフルで、とてもキレイです。
器用に使うクチバシはメスの方が少し、小さくて短いので見分ける際に使います。
鳴き声ですが、「 キィィイイア〜〜」と高音で大きく鳴きます。まさに名前はこの鳴き声から来ているってすぐにわかりました。
ケアはどこに住んでいる?
ニュージーランドの南島のみに生息します。世界で唯一、高山の寒い地域に生息するオウムです。
一般的には高山地域にいますが、山登りしなくても、車を停めて会える場所があるので、さっそく紹介します。
【体験談】野生のケアに会える場所
私がケアに会えた実際の場所は2箇所です。
ミルフォードサウンド周辺
ニュージーランドでも人気の高い観光地、ミルフォードサウンドという場所があります。そこに向かう途中に2箇所、野生のケアに高確率で会える場所があります。
①トンネル入口周辺
トンネルに入る手前に駐車場があります。
私が行ったときは鳥も人もいなかったのですが、何を思ったのか、「キィ〜ァア〜」なんて声出して呼んでみました。
くる訳ないと思ってたら、ケア達がちらほら集まってきた。←当の本人が驚いてます。
10羽ほどのケアと、人だかりができて、あちこちで車をかじっては鳴きながら飛んで、仲間とじゃれて…人間らはあまりのケアの好奇心の強さに、終始笑っています。
Monkey Creek(モンキークリーク)
川の水がそのまま飲めるほどキレイなことから、ミルフォードサウンドに向かう際には立ち寄る人が多いポイントです。
ここの駐車場にもケアが集まります。
ドライブ中に出会ったケア
ロードトリップ中に、クライストチャーチとホキティカを結んだ、中間くらいの場所でケアに会えました。
なかなかへんぴな場所なので行くことないかもしれませんが、一応参考までに載せておきます。
好奇心旺盛で森のギャング
冒頭でも話したように、『鳥の中で最も頭がいい鳥』です。若い鳥た地でも、目で見たものをしっかり学習していき、次々行動に起こしていきます。
例えば人間の前でも
- 持ち物を盗む
- 食べ物を盗む
- 車の中に入る
- 車のフレームのゴムを外す
- タイヤをパンクさせる
ケアを見たら注意すること
彼らは好奇心旺盛なので、人間に恐れることなく近寄ってきます。
その場にいる人たちは、カメラを構えて、ケアがする器用な行動にその場が和みます。
でもそんなケアの好奇心は、ある意味被害にもなるのでこんなことに気を付けてください。
- ケアに近づきすぎない。
- 食べ物を与えない。
- 車の窓とドアを閉める。
- カバンを閉める。
- カバンをしっかり持っておく。
ケアの好奇心は、会ったことない人は特に想像以上に旺盛なので、なんでも「かじられる・持っていかれる」と思っていた方がいいです。
まとめ
私がニュージーランドで1番印象深かったケアオウムでした。本当に人懐っこくて『 人を笑顔にするニュージーランドの鳥』です。
一歩間違えれば、『森のギャング』にもなるのですが、その愛くるしさにみんな引きつけられます。
あなたもぜひ、ニュージーランドの南島でしか出会えない、野生のケアに会いに行ってみてください♪
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